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冬の寒さでおいしさアップ
ホウレンソウのトンネル栽培

ホウレンソウの生育適温は、15~20度で冷涼な気候を好みます。
耐寒性は強いですが暑さには弱く、25度以上になると生育が衰えます。
冬取りは栄養価が高く、甘みも増し最もおいしいです。

畑の準備

 ホウレンソウは酸性土を嫌うため、事前に1m2当たり苦土石灰150gを畑全体に散布して、よく耕しておきます。次に、1m2当たり化成肥料200gと堆肥2kgを土とよく混和しておきます(図1)。

 

畝立て

 幅70~80cm、高さ5~10cmの栽培床を作り、平らにならします。畑が乾燥しているときは、灌水して土壌水分が適度な状態にしておきます。マルチ栽培では15cm間隔の黒色穴開きシートを使います。

 

種まき

 栽培床は平らにならし、条間15cm、深さ2cm程度のまき溝を切り、1cm間隔に種まきします(図2)。1cmくらい覆土をし、たっぷり灌水します。

 

トンネルの被覆

 トンネル資材は有孔フィルムを使用すれば日中は高温にならず、生育の徒長を防げます(図3)。

 

間引きと追肥

 1回目は発芽がそろったときに込み合っている所を抜き取り、その後、2、3回に分けて間引きし、1本立ちにします。マルチなしの栽培では最終的に株間を5、6cmにします(図4)。また、草丈10~15cmの頃、1m2当たり化成肥料30gを追肥し、株元に軽く土寄せします(図5)。

 

収穫

 草丈25cmくらいを収穫の目安にしますが、30cm程度になってもホウレンソウ本来のおいしさは変わりません。株元の根を鎌やはさみで切り取り、枯れ葉を除いて200gくらいに束ねます。なお、寒締め栽培は収穫2、3週間前にトンネルを開放し、寒さにさらします。葉が厚くなり、放射状に広がったら収穫します。

 

園芸研究家 成松次郎

 

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