伊勢茶刈り取り始まる/昨年3日程早い
度会町と大紀町で、19日から新茶の刈り取りが始まった。
19日には、大紀町滝原の西央隼さん(78)の茶園約4アールで、約100キロの茶葉を刈り取った。今年は3月に気温が上昇したことや適度に雨を受けたことにより、順調に生育。昨年より3日程早い刈り取りとなった。
刈り取った茶葉は製茶され、翌日にJA全農みえ南勢茶センターで開かれた初市で取引された。
今年度産について西さんは「気温や降雨に恵まれたほか、凍霜害の影響も受けなかったことから、順調に生育した。『伊勢茶』の特徴である深みのある味わいを楽しんでほしい」と話す。