福祉車両を導入/車両乗降時の利用者負担軽減へ
JA伊勢は12月、福祉車両を新たに1台導入した。施設利用者らの送迎を行うための福祉車両として、JA共済連の支援により導入した。安全で快適な移動手段を提供することで、利用者らや利用者家族の負担軽減を図る。
同JAの介護福祉課では、施設利用者らの送迎の為、10台の福祉車両を導入している。
これまで活用していた車両1台が経年劣化していることを受け、福祉車両を新たに導入した。
導入した車両は10人乗りで電動リフター付き。シートを倒すことで最大4人まで車椅子利用者が乗車できる。
同JAの担当者は「これまでは車椅子利用者がそのまま乗れる車両が少なく、乗降の際は車椅子から座席へ移動していただく必要があった。今後も利用者が安心して施設を利用できるよう取組みをすすめていきたい」と話す。
写真=福祉車両に乗り込む利用者㊥をサポートする職員ら(7日、伊勢市の同JA介護センターひまわりで)