露地梨「幸水」出荷順調
伊勢市小俣町にあるJA伊勢小俣集荷場で、梨「幸水」の出荷が7月26日から始まった。同JA小俣梨部会では、8月中旬までに3㌔化粧箱と5㌔箱合わせて約25㌧が県内市場に出荷される見込み。
今年産について、同JAの担当者は「7月中旬以降、雨量が少なかったことからやや小玉傾向だが、糖度も高くみずみずしくて美味しい梨に仕上がっている。贈答用で盆需要に期待している」と話す。
同JA管内では、部会員19人が、約6㌶で「幸水」などの梨を露地栽培している。同町は伊勢平野の温和な気候に恵まれ、甘くてシャリシャリした歯ごたえの梨が育つ。
部会では先進地視察などを積極的に行い、生産者意識の向上と産地づくりに努めているほか、市場と連携して盆需要の販売に力を入れている。
写真=出荷された梨を検査する担当者(伊勢市小俣町のJA伊勢小俣集荷場で)