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秋の味覚到来 蓮台寺柿登場

伊勢市藤里町にあるJA伊勢蓮台寺柿共同選果場で、伊勢市の天然記念物「蓮台寺柿」の出荷が24日から始まった。
22日には、出荷に向けた目ぞろえ会を行い、部会員や同JAの職員、全農みえ、市場関係者ら約50名が選果の規格を確認。24日の初出荷では、選果担当者が蓮台寺柿を1つずつ手に取り、形や傷の有無を確認した後、大きさ別に箱詰めして出荷した。
同部会は、39名の生産者が蓮台寺柿を栽培しており、作付面積は約16ヘクタール。今年度の出荷は11月中旬まで続く予定。
蓮台寺柿は、伊勢神宮のおひざもとである伊勢市勢田町で約350年前から栽培され、市の天然記念物にも認定されている歴史のある柿。「みえの伝統果実」や、県内の個性的でビジネス価値のある農林水産資源として「三重のバイオトレジャー」に選ばれるなど、市場や消費者からの評判は高い。
同JA担当者は「蓮台寺柿は歴史のある柿。蓮台寺柿を食べたことがない人もぜひ一度味わってほしい」と話した。
トメ
 
 
写真=色や大きさを確認しながら選果を行う作業員ら(伊勢市藤里町の蓮台寺柿共同選果場で)
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