冬の味覚が早くも登場 マルゴみかん初出荷
JA伊勢マルゴ柑橘部は11日、南伊勢町の南勢撰果場で、「マルゴみかん」のブランド名で親しまれる温州ミカンの出荷を行った。
初出荷となるこの日は、
前日に生産者がコンテナで撰果場に運び込んだ極早生の「マルゴみかん」4トンを、選果機と人の手で品質や形状別に分けて箱詰めし、マルゴみかんとして、県内市場に出荷した。
今年産について、JA伊勢マルゴ柑橘部の山川広大部会長は「夏の高温により水切れがよく、糖度の高い美味しいミカンに仕上がっている」と話す。
今年度出荷する温州ミカンは合計で約450トンの見込み。今後、11月下旬から12月下旬をピークに、県内市場に出荷される。
JA伊勢マルゴ柑橘部は、現在84人が約40ヘクタールで温州ミカンやセミノールなどの柑橘類を栽培。「マルゴみかん」は南伊勢町だけでなく、三重県内でも知名度が高い。
写真=人の目と機械の目で選果されていく温州ミカン(南伊勢町の南勢撰果場にて