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児童らが防災について学ぶ/あぐりスクール

JA伊勢くらしの活動推進課は8月17日、同JA伊勢中央支店で今年度5回目となる「あぐりスクール」を開き、防災をテーマに勉強会や防災食作りを行った。親子で防災について学ぶことで、日頃の防災対策を見直すきっかけを作ることが狙い。当日は管内の親子13組33名が参加した。
8月上旬に日向灘を震源とする最大深度6弱の地震が発生し、気象庁が南海トラフ地震臨時情報を発表したこと受け、社会的に防災意識が高まっている。
 当日、同JAのLA(ライフアドバイザー)が講師となり、南海トラフ地震発生時の同JA管内の被害予想や災害時に気をつけること、今からできる防災対策などについてスライドを使ってクイズ形式で説明。災害に備えた「JA建物更生共済」のしくみ説明や相談も受け付けた。
 その後、児童らは防災食作りに挑戦。耐熱ポリ袋を使ってご飯を炊いたり、材料を煮込んだりして防災用カレーライスを作った。
 同課の坂谷智紀課長は「当JA管内は南海トラフ地震発生時に甚大な被害が出ると予測されている。防災について学ぶことで、日頃の対策について親子で考える機会になれば」と話す。
 
 
 
写真=防災用カレーライスの試食をする参加親子(17日、同JA伊勢中央支店にて)