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伊勢の蓮台寺柿 初選果に向け生育を確認 JA伊勢蓮台寺柿部会

JA伊勢蓮台寺柿部会は13日、伊勢市藤里町で伊勢市の天然記念物である蓮台寺柿の園地巡回を行った。
当日は4ヶ所の園地を巡回。生育状況や病害虫の被害状況のほか、カラーチャートを使って色の付き具合を確認した。
蓮台寺柿は、伊勢神宮のおひざもとである伊勢市で約350年前から栽培され、市の天然記念物にも認定されている歴史のある柿。「みえの伝統果実」や、県内の個性的でビジネス価値のある農林水産資源として「三重のバイオトレジャー」に選ばれるなど、市場や消費者からの評判は高い。
蓮台寺柿は渋抜きをして出荷することから、軟化が早いため県外での流通が難しかった。現在はインターネットやFAX等で注文を受けた分を個別配送することで県外での販売にも対応している。
同部会では、約15ヘクタールの面積で38名の生産者が蓮台寺柿を栽培している。
23日には出荷に向けた目ぞろえ会を行い、部会員らが選果の規格を確認する。初選果は25日を予定している。
 
写真=カラーチャートを使って色の付き具合を確認する生産者ら(伊勢市藤里町で)