JA伊勢(金融機関コード:6731)
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事故の危険性を疑似体験して恐ろしさを学ぶ 自転車交通安全教室

JA伊勢は26日、全共連三重県本部と三重県警察本部、尾鷲警察署の協力のもと、尾鷲市立尾鷲中学校の全校生徒を対象に、自転車交通安全教室を開催した。
 これは、交通事故の未然防止を図り、次世代を担う子どもたちの育成と安全な生活環境づくりに貢献することが目的で、全共連三重県本部が平成21年度から行っているもの。同教室では、危険な自転車走行に伴う交通事故場面をスタントマンが再現することで、事故の衝撃や恐怖を伝える。
当日はスタントマンが自転車や自動車などに乗り、同校の校庭で事故を実演。二人乗りや確認不足など、実際に起こった事故も含め危険な事例を再現した。また、再現した事例ごとに事故原因となる交通違反が説明されると、生徒たちは正しい交通ルールに真剣に耳を傾けた。
同JAの上村武金融共済担当常務理事は「皆さんは将来を担う若者であるので、交通事故に遭わない・起こさないよう日頃から気をつけてほしい。また、万が一の場面に備え、地域のJAとして『ひと・いえ・くるま』の保障を提供していく」と挨拶し、交通安全に係る記念品を贈呈した。
 
 
写真=スタントマンによる事故の再現を観覧する生徒ら(尾鷲市立尾鷲中学校で