サツマイモ目ぞろえ 生産部会新設で出荷基準統一
JA伊勢管内では11月6日から、サツマイモ「紅はるか」の出荷が始まった。来年の3月頃まで県内市場に出荷する見込み。
出荷初日となるこの日は、JA伊勢さつまいも部会の8名が同JA玉城勝田集出荷場に集まり、出荷規格や注意点などを確認した。
同JAでは今年度から、産地振興を目的に同部会を新設した。現在は9軒の生産者が約9.5ヘクタールで「紅はるか」などを栽培する。
今年産について同JAの出荷担当者は「今年度は気温が高く生育が早かったこともあり、実が大きく多収傾向」と話す。
同部会では出荷されたサツマイモのS、2Sサイズの一部を輸出しており、今後も農業者の所得増大に取り組んでいく。
写真=同JA職員㊧とサツマイモの出荷規格を確認する生産者(玉城町の玉城勝田集出荷場にて)