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産直施設で子ども食堂を開催/JA伊勢では初めての試み

JA伊勢くらしの活動推進課と伊勢市は23日、伊勢市にある産直施設サンファームおばたで子ども食堂を初めて実施した。同施設や管内産農畜産物をPRするとともに地域貢献に繋げることが目的。
当日は同施設の営業終了後に開催され、管内の親子13組48名が参加した。同JA管内産の農畜産物を使用したカレーライスやサラダのほか、イチゴ「かおり野」の規格外品を活用したデザートを無償で提供。カレーライスやサラダに使用した農産物には、同施設で残った商品も活用し、SDGsに貢献している。調理や配膳は同JAファンクラブみらいのグループ「フレッシュおばた」のメンバーとボランティアの地域住民が中心となって担当した。
参加した児童は「温かいカレーをみんなでお喋りしながら食べられるのが楽しい。苦手な野菜も小さく切ってあったので美味しく食べられた」と話した。
また、ミニイベントとして管内産ミカンの規格外品の詰め放題を行い、参加者らはお土産として持ち帰った。
同JAの担当者は「子ども食堂の取り組みを通して地域に貢献するとともに、地域の産直施設を利用してもらうきっかけとなれば」と話した。
 今後、同課では参加者らの意見等も取り入れながら提供する料理の内容や開催方法の変更等も検討しつつ、定期的に子ども食堂を開催する予定だ。

 
写真=ボランティアからカレーライスを受け取る参加児童(23日、伊勢市小俣町の産直施設サンファームおばたで)