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児童らが伊勢茶について学ぶ あぐりスクール

JA伊勢くらしの活動推進課は6月29日、同JA伊勢中央支店で今年度3回目となる「あぐりスクール」を開催した。親子で食と農の大切さについて学ぶことを目的に毎年開いており、管内の農畜産物に関するカリキュラムを展開する。
この日は、同JA管内の小学生とその保護者ら30組85名が参加。スライドで管内産の伊勢茶の特徴を説明した後、茶の種類や淹れ方を変えた3種類のお茶を飲み比べた。講師は同課の職員が務めた。
飲み比べの後は粉末の伊勢茶を使用した「伊勢茶団子」を作り、参加者らはその場で食べたり、持ち帰るなどした。
参加した児童のひとりは「種類によってお茶の味が違うことにびっくりした」と話した。
同JAの担当者は「茶葉を使って出したお茶を飲むことに馴染みのない子どもたちも多い。地元の特産である『伊勢茶』に少しでも興味を持ってもらえたら」と話した。
あぐりスクールは今年度全9回を予定しており、次回はゆで方で野菜の色や味の変化を学ぶ食育体験を行う。
 
 
 
写真=伊勢茶を使った団子作りに挑戦する参加児童ら(29日、伊勢市御薗町のJA伊勢伊勢中央支店で)