JA伊勢は、5月23日から6月27日のうちの12日間、管内45カ所で水稲現地研修会を実施する。生育期の水管理や農薬散布、追肥のタイミングなどを確認し、品質の向上につなげることが狙い。
研修会では、同JAの職員と伊勢志摩地域農業改良普及センターの担当者が、田植え後の管理や今後の気象概要を説明。被害の大きいカメムシなどの害虫対策では、水稲の出穂前に水田周辺の草刈りを行うことで住処を無くして防除し、安定した収量の確保を目指す。また、稲の収量や品質に大きな影響をもたらすいもち病の予防や早期発見を呼び掛けた。
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P=水稲苗の生育状況を確認する同JAの職員㊨と参加者