JA伊勢(金融機関コード:6731)
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ライスセンター改修 製品の等級向上へ

JA伊勢は管内にある伊勢北部ライスセンターの改修工事を行った。乾燥機と籾摺り機を増設・更新し、新たにトラックスケール方式の計量器や最新の色彩選別機を導入した。これにより、荷受け時の渋滞緩和や製品の等級向上が期待される。
 同ライスセンターは昭和58年に設置され、40年が経過していたことから、近年老朽化が進み、稼働が不安定であったため、昨年度の10月から改修工事を進めていた。
 また、同JAでは「3Cプログラム(持続可能な経営基盤の確立・強化の取組み)」を実践しており、その一環として共同利用施設の効率化に取り組んでいることから、今回の改修工事を機に、周辺のライスセンター2カ所を集約する。
15日には竣工記念式典を開催し、同JAの役職員をはじめ、全農三重県本部やヤンマーグリーンシステム㈱の担当者らが参加。今後の安全な操業を祈願した後、施設の起動式が行われた。
 同JAの西村隆行代表理事組合長は「今回、改修工事を機に2つの施設を伊勢北部ライスセンターへ集約したが、より一層の品質向上と販売単価の向上を目指し、組合員・利用者の期待に応えたい」と話す。
 同施設は5月26日から始まる小麦の荷受けに合わせて稼働を始めた。
 
 
 
写真=起動式の様子(15日 伊勢市東大淀町の伊勢北部ライスセンターにて)