JA伊勢(金融機関コード:6731)
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住民の利便性維持へ JAの閉店店舗を民間に運営委託 JAも支援

鳥羽市答志島の桃取地区にあるJA伊勢の委託店舗「けいきちや」は、4月8日から営業を始めた。2月末に閉店した同JAの「桃取経済店舗」を、JAに代わり運営する。精米や日用品、培土、種苗などを取り揃えるほか、葬儀相談や墓石、仏壇の注文なども承る。また、JAバンクのATMも設置する。
 店舗を運営するのは、齋藤啓吉さん(64)。齋藤さんは令和6年3月に同JAを退職後、同店舗をオープンさせた。営業日は毎週火曜と金曜の週2日。
 同JAでは持続可能な経営基盤の確立・強化の取組み「3Cプログラム」を進めている。その一環として、生活店舗の集約を進めており、閉店後の店舗をJAに代わって運営していただける方を地域から募集している。
 応募がなかった地域については、地域住民の利便性を維持するためにも移動購買車を順次運行しているが、同地区は離島のため移動購買車の運行が困難。
同地区出身の斎藤さんは、同JAを退職するタイミングで同店舗を運営しようと考え、店舗の開店に向けて同JAと協議を重ねてきた。
けいきちやでは、これまで桃取経済店舗で取り扱っていた日用品や園芸用品などの仕入先を引き継ぐ。
 同JAの担当者は「集約した店舗を運営していただける方がなかなか現れないなか、店舗を引き受けてくれた。JAでも今後、できる限り店舗の運営を支援していきたい」と話す。
 
 
写真=精米を販売する齋藤さん(右)(8日、鳥羽市桃取町の「けいきちや」で)