玉城次郎柿出荷始まる
JA伊勢玉城柿部会は、玉城町の同JA玉城選果場で18日から「次郎柿」の出荷を始めた。
出荷初日は品質や形状・大きさ別に分けて箱詰めし、約2トンを出荷した。
また、15日には同選果場で出荷に向けた目ぞろえ会を開いた。これは選果の規格を統一することが目的で、部会員約60人が参加した。
同部会では、市場との連携を強め、食べ頃の次郎柿を消費者に提供できるよう、選果基準を改め、より赤く色づいた柿の出荷を行っている。
今年産について同JA担当者は「夏の高温と7月に雨が少なかったことから小玉傾向であるが、品質は上々となっている。食べ頃の次郎柿を消費者にお届けしたい」と話す。
同部会では、部会員78人が約25㌶で次郎柿を栽培している。
出荷は11月下旬まで続き、名古屋・県内市場に約180トンを出荷する見込み。
写真=傷などを確認して選果する様子(JA伊勢玉城選果場で)