地元ホテルとコラボ 伊勢志摩紅茶チーズケーキ
JA伊勢は9月、鳥羽市にある鳥羽国際ホテルで販売されるマンスリーチーズケーキの原料として、伊勢志摩紅茶を提供した。
チーズケーキは「和紅茶チーズケーキ」として、同ホテル内で販売される。
ケーキには同JAの茶工場でパウダー加工した伊勢志摩紅茶の茶葉が練り込まれ、口に入れると紅茶の芳醇な香りを楽しむことができる。
同ホテルに提供した伊勢志摩紅茶は3年前、コロナ禍で消費が落ち込んでいた伊勢茶の2番茶の芽を使用し、同JAが開発したオリジナル紅茶。これまで、同JAではフィナンシェ等の加工品を開発してきた。
同ホテルが地域循環共生圏(ローカルSDGs)の一つとして地元食品を食材として使う取組みに力を入れていることが、食材提供のきっかけ。
以前から取引のあった同JAに提案があり、同ホテルで販売される季節の農産物等を使用したマンスリーチーズケーキに使用されることが決まった。
同JAの担当者は「伊勢志摩紅茶が全国的にも有名な銘菓に使ってもらえて嬉しい。『国産紅茶といえば三重県』といわれるよう、より普及させていきたい」と話す。
チーズケーキは7号サイズで4,536円、1カット459円(いずれも税込)。ホテル内のアフタヌーンティーのほか、マンスリーランチや同ホテルショップ等で9月30日まで販売される。ホテルショップでの店頭販売は、1日1ホール限定。2日前までの予約で取り置きが可能。(通販での取り扱いはなし)
写真=伊勢志摩紅茶を使ったチーズケーキ