組織概要
昭和63年4月に管内20の農協が広域的に合併して伊勢農協が誕生。その後、平成4年4月に伊勢市南部農協との合併、平成17年12月にJA三重紀北との合併を経て、平成31年4月にJA伊勢・JA鳥羽志摩・JA三重南紀が合併し、現在のJA伊勢となりました。
JA伊勢管内は三重県の東南部に位置し、伊勢市・鳥羽市・志摩市・尾鷲市・熊野市・玉城町・度会町・南伊勢町・大紀町・紀北町・御浜町・紀宝町の5市7町の行政区域となっています。地域の面積は約2,139km2で県土の約37%を占めています。
気候は全般に太平洋側の温暖地帯で、一部熊野灘沿岸では温暖多雨な南海気候区に属しており、降雨は春・夏・秋に多く冬は比較的少ない気候です。
平坦地帯である伊勢市・玉城町では、ほ場整備等土地基盤の整備が進んでいることから、稲作を中心に施設園芸・畜産等の複合経営が行われ、経営規模も大きく管内では農業の中心地となっています。
中山間地帯は度会町・大紀町からなり、林野面積が大半を占め、耕作面積は少ないものの、度会町を中心とした畑地帯では、古くから良質な茶が生産され、大紀町では「松阪牛」として有名な肉牛生産やしいたけ栽培等も地域の産物として農業振興が図られています。
熊野灘沿岸地帯は鳥羽市・志摩市・尾鷲市・熊野市・南伊勢町・紀北町・御浜町・紀宝町からなっています。鳥羽市・志摩市は、全域が伊勢志摩国立公園に指定されており、サツマイモを煮て干し乾燥させた「きんこ」が生産されています。鳥羽市では、全国でも例が少ない、農協と漁協が協同して施設運営を行う農水産物直売所「鳥羽マルシェ」を設置するなど、協同組合間連携に取り組んでいます。また、温暖な気候を活かして、南伊勢町では「五ヶ所みかん」や「五ヶ所小梅」、尾鷲市では、「尾鷲甘夏」、さらに熊野市・御浜町・紀宝町では“年中みかんのとれる産地”として多種多様な柑橘類が生産され、「三重南紀みかん」として他産地よりも早い9月中旬から高品質な温州みかんの出荷を行うなど、市場や消費者から高い評価を得ています。
(令和6年3月31日現在)
名称 | 伊勢農業協同組合 | |
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設立 | 昭和63年4月1日 | |
本店所在地 | 〒516-2102 三重県度会郡度会町大野木1858番地 TEL:0596-62-1125 FAX:0596-62-1126 |
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代表者 | 代表理事組合長 西村 隆行(令和元年6月21日就任) | |
出資金 | 63億円 | |
組合員数 | 正組合員 | 20,661人 |
准組合員 | 25,068人 | |
合計 | 45,747人 | |
貯金 | 4,935億円 | |
貸出金 | 816億円 | |
長期共済保有高 | 1兆101億円 | |
購買品供給・取扱高 | 55億円 | |
販売品販売・取扱高 | 74億円 |
組織図
JA伊勢の目指す方向
- JA伊勢の使命
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- 組合員及び地域の皆さまの生活を守る
- 農業の振興
- 社会貢献を行う組織と人づくり
- 経営理念
- 地域の皆さまとともにJA伊勢はいつも一所懸命です
- 第12次中期経営計画
基本方針
(めざす姿) -
- 持続可能な農業の実現
- 豊かでくらしやすい地域共生社会の実現
- 協同組合としての役割発揮
- 第12次中期経営計画
基本テーマ
(基調となる考え方) - 持続可能な農業の確立と地域共生社会づくりへの貢献
- 第12次中期経営計画
基本目標 -
- 多彩な農業の拡充による農業生産の拡大と農業者の所得増大
- 組合員との関係深化と多様な連携による組織・地域の活性化
- 自己改革の実践を支える持続可能なJA経営の確立
ディスクロージャー
ディスクロージャーとは、企業の信頼性を増し、出資者(組合員)をはじめ一般の方々にも安心して事業をご利用いただくために、財務内容や経営内容を公開することです。
令和6年度
令和5年度
総代会資料
第36回通常総代会
JA伊勢キャラクター
このキャラクターマーク「いせちゃん」は、米をはじめ、農産物を守る祭神「豊受大御神(とようけのおおみかみ)」をモチーフにしています。
皆さまの生活の向上に役立ち、より親しまれ愛されるJA伊勢でありたいとの願いが込められています。
JA伊勢キャッチフレーズ(2017.4.1~)
つなぐ手に 広がる未来 地域の輪
組合員をはじめ地域の皆さまが手をとり輪を作る。そんな生き生きとした地域の明るい未来づくりの牽引役として、JA伊勢は事業を通じてこの地域に存在し続けていくという想いが込められています。
今後、このキャッチフレーズを胸に、JA伊勢は未来へ向かって前進します。