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御浜小児童が夏野菜栽培に挑戦

 御浜町のかんきつ生産者らでつくる御浜町の農業を考える会(会長・松本昌士さん)とJA伊勢・三重南紀経済センターは5月9日、御浜町立御浜小学校1・2年生の計60名を対象に夏野菜種苗植え付けの出前授業を行った。

 児童らは同会の松本昌士会長やJA職員に教わりながら、黒マルチで覆った畝に穴開けカッターを使って穴を開けて土を掘り、ミニトマト、キュウリ、ピーマンの苗を、植え付けていった。植え付けが終わると「これから一週間は毎日水やりをして大切に育ててください」との呼びかけに応え、じょうろで順番に水やりをして授業を終えた。

前日には、雑草の除去から土作りも体験。マルチ張りや、植え付け後の支柱立て、今後の管理など収穫までサポートは同会とJAが担う。

収穫は順調に成育が進めば夏休み前の7月上旬を予定。児童らが順番に収穫して家庭に持ち帰る予定。

同校はJAや地域の方を講師に迎え、地域の基幹産業であるかんきつ栽培などの農業、スポーツや文化などを交流しながら体験して学ぶ授業に力を入れており、夏野菜栽培は今年で4年目。

 

夏野菜の苗を植え付ける児童ら